忍者ブログ
nati* @momomomotuni http://likecats723.wix.com/natural http://instagram.com/momomomotuni/
2025/02
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

10月末から11月初めの怒濤の一週間が終わり、抜け殻になってました。
ナチですこんにちはお久しぶりです。
思う事、考えたことたくさんあったのに振り返る暇もなかったのですがやっと時間ができました。
長くなりそうですが、文化祭とデザインフェスタを終えての感想などとかこうと思います。


まず文化祭。
大学3年生での文化祭では、挑戦したいことがありました。
それは、自分1人でブースをもって展示/販売したい!ということ。
1年次、2年次と友人グループやサークルで参加してきました。
狭いスペースに大勢の作品、その中のひとつ...ではなく、ひとりで1スペースつかって、自分の作品や世界観を表現したいと思ったのです。つまりは個展みたいなものです。

ですが、私の通うの大学...;特に杉並キャンパスは敷地が狭く、ひとりで1教室(それどころか1スペースも)使用するのは難しい状況でした。
そういう理由もあってだと思いますが、文化祭中に面白い模擬店や展示が少なく毎回残念に思っていました。
そこで思いついたのは、個展したいもの同士を一カ所に集めて、小規模なデザフェスみたいなことをやろう!ということです。
人数を多く集めて大きめの教室を借り、グループ展ぽくならないよう全員が個性を発揮した個展...がひとつの空間内のあちこちで開催されている会場。
文化祭というたくさんの人が訪れる機会に、思う存分自分を自由に表現できる場をつくる。
面白くなりそうな企画だ!と思い、すぐに頼れる友人、後輩に声をかけて計画をし始めました。
これが5月のことです。



企画団体名は「Artista」アーティスト+フェスタでアーティスタです。
仲間内だけの内輪企画にならないよう、別の領域や他学年のひとに声をかけました。
また、中途半端な展示をしたくなかったので、やる気のある有志者を募りました。
その結果、1,3,4年3学科合わせて34名の学生が参加することになりました!予想より多く集まったのでとても嬉しかったです(後述しますが大人数の大変さをこのときはまっっったく考えてませんでした)

こうなると、割と大規模な企画になるので企画書を制作し研究室に提出したり、大きい会場を確保するため実行委員様にプレゼンもしました。
初めてこういう企画をしたのでとにかく「失敗」が怖く、月に何回かミーティングを行ったり、こまめに連絡メールも度々送ったりと、神経質なくらい気を配ったりしてました。
途中、会場が確保出来なかったり三日間のうち二日間しか開催出来ない...;などもありましたが、最終的には広い教室で三日間開催出来るように配慮して頂けました。
文化祭実行委員様にはお世話になりました...有り難う御座います。

10月25、26、27日の3日間開催される文化祭に向けて、5月から約5ヶ月間、企画内容を三役でかなり練りました。
個展だけど本人がその場にいなくても販売が出来るような、また盗難や金銭トラブルの可能性を出来るだけなくすお会計システムや、制約のある中でどこまでブース構成を自由にやらせられるかとか...。
個人ブースをもつけれど、ひとつの会場/ひとつの団体の中の個人、というのが思ってた以上に複雑で、その意識が全員同じくらいでなかったのが後々響いてくる反省点でした。
色々ありましたが、終わってから思ったのは、団体意識が薄かったのは企画の構成を全て3役がやっていた為だな、と。
ポスター制作、会計係、シフト調整、備品確保、ツイッター等での広報係、全員への連絡などの業務を、ほぼこっちでやっていたので「団体」ではなく「会場提供してるだけ」感が少しありました。
参加者企画とかもやりましたが、次やる時は団体としての意識を高めようと思いました。
初めてだから何もかもこっちがやらないと安心出来なかったのですが、上手く任せられるようになりたいです。

それと。
今回のこの企画で、個人が自由に表現してほしいと思った事ともうひとつやってほしいこと、やりたいことがありました。
ただ、作品を並べるだけじゃなくて、その作品をよりよく見せるための空間をつくりたい。
折角良い場所もらえたのに、他のサークルや団体と同じ様な、机の上に布ひいてなんとなく場を持たせるための小物おいて,,,というのとは差別化を図りたかったのです。
みててつまらないし、何より自分の作品(商品)が生きてこない。人の心に響かない。
だから、「個展」という形で自分の作品を最大限活かす空間をそれぞれもってほしいな、と思いながらやっていました。
これはデザインフェスタに出展したり他の大学の模擬店を見てて持った考えで、自分の作品の価値はモノ自体だけ、ではなく質の良さやパッケージデザイン、置かれる空間など作品に関わる全てで決まる、考えています。
だから、アーティスタ参加者も単なる「模擬店」ではなく「個展」として凝ったものを出して欲しいな〜と思っていました。

結果からいうと、出来上がった会場をみてう〜ん...って思ったんです。
皆いい感じの作品つくってきて、配置構成考えてくれて、ただ並べてるわけじゃない...んだけど、何か足りない。
三日間やって、毎日個人でも会場全体でもブラッシュアップしていったけれどやっぱり何か引っかかってました。
来場者の方々の「この教室、楽しい感じだね!」って言葉きけたし、参加者の皆からも楽しかった、学んだ、良かった!ってきけたし、三役のメンバーからも成功だねー!って言ってもらえました。
確かに失敗はしてないです。
でも大成功じゃないんです。
初めて企画したからしょうがない...って言ってしまったらそれまでなのですが、もっともっと出来たんだろうな、と。

その思いは特に自分のことです。
私がやりたくて始めた企画なのですが、いろんな人を巻き込んで大勢になった結果、ひとのフォローや会場全体の取りまとめに追われて、ぜんっぜん自分のブースや作品にまで手が回ってませんでした。
正直知り合いにみせるのも嫌なくらい、今回悔いが残ってます。
たくさんの人が自分のブースの前来てくれたし利益も良かったけど、もっとやりたかった。
もっと構築したかったです。
それは自分が企画を運営して尚かつ自分の面倒をみる力量が不足していたので誰を恨むわけでもありませんが、久しぶりにめちゃくちゃ悔しい思いをしました。

初めてこういう場に出した1年生、どうしても時間がなかった3年生、それぞれ何かとありましたが全員が今回いろんなものを得たと思います。
どういう風にやったらひとの足を止めて、自分の作品をみてもらえるかとか。
自分の作品の雰囲気とか、クオリティとか、空間作りとか。
発表してみてもらって、初めて分かった事もあると思います。
偉そうに言える立場なんかじゃないけれど、このことが良い経験になってこれからにつなげていって欲しいと願います。


というわけで、危惧していた大失敗もなく無事3日間運営できました!
嬉しかった事良かった事もたくさんあったし、課題もみえたし、なにより作る事、みせること、企画することについてたくさん学びました。
この経験を無駄にする気は毛頭ないので、次につなげていきます。
来年は(当然やる気でいるけど)もっと強く個性が出たブースを集めた、密度濃い空間にしていきたいです。
見応えがあって、インパクトがあって、誰かの心に強く残る、そんな作品が集まった場を。


ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
参加者の皆、本当にお疲れさまでした。全員が考えてくれてここまでもってこれました。
企画運営に携わった三役メンバー、しっかりしなければいけなかったぶんキツいことも言いましたが、最後まで着いてきてくれて、意見してくれてありがとう!2人がいなかったら企画成功はなかったです。
以上、文化祭まとめでした!次はデザフェスだ!
PR
コメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カテゴリー
忍者ブログ [PR]